海外旅行の注意点と持ち物ガイド

免税店って本当にお得?

「私、海外旅行へ行ったら免税店でお気に入りのブランド品をたくさん買うわ!だってお得なんでしょ?」などとよく言うシーンがありますよね。
ところで免税店って本当に日本で買うよりもお得なのでしょうか?ここでは免税の仕組みやお得なもの、そうでないものなどをご紹介したいと思います。



日本で売っている商品の税金とは?

日本で売られている商品には、さまざまな税金がかけられています。最も身近なものは消費税で、10000円のものを買うと、8%にあたる800円が加算され、10800円が必要になりますよね。

ほかにも消費税以外の税金がかかるものがあります。身近な物でいうと「たばこ・お酒・ガソリン」などが挙げられますね。あまり意識していないと思いますが、実際どれくらい税金がかけられているのでしょうか。以下は、商品価格に対する税金の割合です。

たばこ:1箱あたり276円
ガソリン:1Lあたり53.8円
ビール:350mlあたり77円
発泡酒:350mlあたり47円
第3のビール:350mlあたり28円
日本酒:1升(1.8L)あたり216円
ワイン:720mlあたり58円
焼酎:700mlあたり175円
ウイスキー:700mlあたり280円

これを見るとたばこの税率がとても高いことが言えますね。これは1カートンじゃなくて1箱の計算です。430円のタバコの内、6割強の276円もの税金がかかっていることになります。税金がなければ1箱150円くらいで買えてしまうんですね。タバコ屋が儲からないのはここにありそうです。
話がそれてしまいましたが、ガソリンやお酒にも高い税率が設定されています、特にビールや発泡酒の税率が高く、焼酎やウイスキーなどの蒸留酒の税金も高いことがあげられます。



輸入品には関税がかけられている

ブランド物の輸入バッグやアクセサリなど、日本でも買うことは可能です。しかしこれらの商品には関税と呼ばれるものがかかります。関税は私たち客が直接払うものではなく、輸入した業者やお店が払うものなので、直接関係はないです。
しかし結局業者は関税分を原価に上乗せした形で販売しているので、輸入品がやたら高い原因は、関税が大きな要因となっています。
種類にはよりますが、5〜20%程度の関税が輸入品にはかかっています。



免税店では何が免税になる?

さて、ここからが本題です。免税店(DFS)は、輸入に関する関税などが免除されています。

免税店で買う=お得 というのはここから来ており、商品の値段が安いのではなく、税金が免除されているので、余計なお金を払わなくて済むということになります。



免税店で何を買うと一番お得?

では免税店で何を買うと一番お得なのでしょうか?答えは簡単で、日本でとても高い税率がかけられているもの、つまりタバコとお酒ということになります。
タバコはとても安く買うことができます。1カートン4300円のタバコでも、2700円程度で購入できます。スモーカーの方にはたまらない価格ですね。またウイスキーやブランデー、焼酎なども安く買うことはできますが、日本の銘柄はお酒の激安ショップなどに行くとかなり安いものもあります。できれば酒税のほかに関税もかかっている外国産のお酒を買った方がお得と言えますね。

 


ビールもお得とは言えますが、価格の割に場所を取りますし、まとめてビールを買うには少々面倒かと思います。実際お土産用以外のビールをそのまま売っている免税店もあまり聞いたことがありません。

ガソリンも魅力的ですが、さすがに海外旅行でガソリンを買うわけにもいきませんし、危ないので売ってません。



免税店は激安ショップではない

免税店は単に税金が免除されているだけで、激安ショップではありません。ですがいつの間にやら免税店=お得というのが定着してしまいました。

確かにタバコとお酒はお得に買えますが、それ以外のものは一概にお得とも言えません。

空港などにある免税店では定価販売が基本です。ですから、商品次第では国内のディスカウントストアやアウトレット店の方が安かったというパターンも十分考えられます。

「なんとなくブランド品が欲しい」という場合は安易に免税店で買うのはやめておきましょう。ブランド物を買ってお得と言えるケースは、基本的に国内のどこのお店でも定価で販売しているような商品や、海外限定で日本国内には流通していいないような物がおすすめと言えるでしょう。

欲しい物は事前に下調べを行い、本当に免税店で買ったら安くなるような品物を選ぶとよいですね。今はスマートフォンなどで瞬時に日本の販売価格なども調べられますから、よく確認した上で購入しましょう。



空港外にある免税店も利用しよう

空港によって違いはあるものの、空港内の免税店は規模が小さいものがあり、なかなか自分がお気に入りの品物が見つからな場合もあります。
海外では観光地や繁華街を中心に、外国人旅行者向けの免税店(Tax free shop)があります。事前にどこにどんなものが売っているか調べておき、そちらで買うのもおすすめです。空港の免税店では基本的に定価販売ですが、空港外の免税店では割引されている場合もあります。
空港外の免税店では基本的にその国の消費税などが免除されます。

よくテレビなどで話題になっている「爆買中国人」も、家電製品などは都内の家電量販店の免税店で買っていますよね。あれと同じです。

免税店=空港と思わずに、滞在先に大型の免税店があるのかを確認してみましょう。



免税額は無限ではない

「タバコがそんなに安く買えるなら、大量に買って数年分は安泰?」と考えているのではないでしょうか?しかし免税範囲には限りがあり、例えばタバコなら200本(1カートン)まで・お酒は3本までなどと決まっています。
免税範囲を超えると、日本入国時にしっかりと税金を払わなくてはならないので、お得にはなりません。

バッグや外国製品も免税になる範囲が決まっているので、免税枠を超える場合は注意が必要です。

詳しくはこちらもご覧ください。



免税店って本当にお得?まとめ

たばことお酒は免税店で買うと確実にお得
ブランド物は国内でも定価販売しかされていない物ならお得
中途半端なブランド物は国内のショップの方が安い場合も
免税店は激安ショップではない
空港外の免税店の方が品揃えや価格が魅力的な場合もある
免税範囲には制限があるので買い過ぎに注意

免税店でお得に買えるのは日本の税率が非常に高いお酒やたばこと言えるでしょう。また高い関税がかかっている輸入物のブランドバッグや化粧品などもお得に買えると言えます。しかし、日本国内でも激安ブランドショップやアウトレット店などがたくさんあり、物によっては国内で買った方が安かったというケースもありますので、できればどこで買っても定価販売のブランド品を狙うといいですね。また免税範囲には制限があるので気をつけてください。






免税の範囲
免税の範囲にも限度があり、いくらでも日本に持ち込める訳ではありません。免税範囲を超えた場合はちゃんと申告して税金を払うようにしましょう。

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お酒や化粧品など、液体の免税品は乗り継ぎ地の手荷物検査で没収されてしまいます。こうならないために免税品を買う場所には気をつけましょう。

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