海外旅行の注意点と持ち物ガイド

海外旅行でお腹をこわさないために

海外旅行の体調の変化で、特に多いとされているのが、お腹をこわしてしまうことです。
これらは旅行者下痢症とも呼ばれ、細菌や病原菌によるもの、慣れない食材の摂取、旅行によるストレスなどさまざまな原因があります。ここでは、海外旅行でできるだけお腹をこわさないためのポイントや注意点などをご紹介いたします。




旅行者下痢症とはどんなもの?

海外旅行に行くと、普段は下痢などにならない人もお腹をこわしてしまうことがあります。一般的には腹痛・下痢などの症状で、重症化すると嘔吐や筋肉痛などの症状が出たりもします。

お腹はあまり痛くないのに、水のような下痢になる場合もありますし、吐き気をもよおすような症状が出る場合もあります。

どちらにしてもツアー参加中に頻繁にトイレに行くようなこともできませんので、下痢が酷い場合はホテルで休むことが最も効果的です。



先進国より発展途上国の方がなりやすい

ヨーロッパやアメリカなどの先進国の都市部では、衛生管理なども行き届いているため、海外旅行でお腹をこわす人もごくわずかです。水や変な物に気をつけていれば、あまり気にする必要はないでしょう。

東南アジア・アフリカ・中東・南アメリカ・中国など、一部の国では地方を中心にまだまだ衛生管理が行き届いていません。特にアフリカなどは赤痢やコレラなど、ウイルス性のたちの悪い病原菌による下痢も多く、下痢になる人は多い場合2人に1人以上と言われています。

特に東南アジア(マレーシア・ベトナム・タイなど)の海外旅行は人気がありますが、気を緩めるとお腹をこわす可能性も高くなります。



海外旅行でお腹をこわす原因は

細菌やウイルスによるもの
発展途上国では要注意です。病原菌や感染症による下痢は重症化する可能性があります。先進国や、ツアーで行くような海外旅行先では、あまりかかる可能性は少ないですが、わけのわからないものを食べたり飲んだりすることで感染することもあります。

外国の水や食材に免疫ができていない
よく言われる「水や食べ物があわない」が、これに当たります。海外旅行者の2〜3割の人に症状が出ると言われています。食材特有の細菌や微生物になれていないため、体内で処理できずに下痢になると言われています。また、日本の水の硬度は軟水なのに対し、海外では硬水であるため、綺麗な水道水であっても体が慣れずに下痢になります。

海外旅行による疲れやストレス
海外旅行に行くと少なくとも疲れやストレスにより、体の免疫力が低下します。それに加えて海外の慣れない食材を口にすることで、下痢になりやすいと言われています。実際はこれらが原因で下痢になる人も多いようです。



下痢になったらどうすればいい

下痢になってしまったら、残念ですがホテルで安静にした方がいいでしょう。1日旅行が潰れてしまいますが、無理すると今後の日程が全滅する恐れもあります。また自由行動ならともかく、団体のツアーの場合は勝手にトイレに行くこともままならないので辛いだけです。

とりあえず水分補給をしながらホテルで安静にしましょう。食事も刺激的なものを避け、できるなら体に優しいような料理(パンやお粥など油が少ないもの)をルームサービスでとるのもよいでしょう。下痢止めなどを飲んで、その日はゆっくりしましょう。
粉のスポーツ飲料(水で薄めるタイプ)のものがあると、素早く体に水分が吸収されます。くれぐれもミネラルウォーターで作ってください。

下痢が落ち着いてきたらツアーに復帰してもいいですが、無理は禁物です。体調が悪くなったらすぐにガイドや添乗員に伝えて、ホテルへ戻るようにします。

症状がひどい場合は病院へ行くことも視野にいれてください。海外旅行保険に入っていれば、キャッシュレスで提携病院で診てもらうことも可能です。



お腹をこわさないためのポイント

手洗いは徹底的に
食事前、トイレの後、ホテルへ戻った際などの手洗いはしっかり行いましょう。すぐ手洗いができない場合はアルコール系のウェットティッシュなどでも効果的です。


水はミネラルウォーターを飲む
飲料水として飲む場合はか必ずミネラルウオーターを飲むようにし、水道水やわけのわからない水は飲まないようにします。
日本人向けの軟水のミネラルウォーターはヴォルヴィックやクリスタルガイザーなどがおすすめです。

意外に氷がクセモノ
氷は一般的に水道水で作られているので、レストランで飲料を頼む場合は氷を抜きにしてもらうようにし、氷が入ったものは注文しないようにしてください。アイスクリーム系も


露店や屋台・汚い店での食事は注意
海外旅行の楽しみである露店や屋台などの料理。しかし、特に発展途上国ではこのような料理には注意が必要です。衛生面が行き届いたレストランやお店などで食べれば安心です。

加熱調理されたものを食べる
ヨーロッパなどの先進国で、一般的なレストランで食べるサラダやデザート、マリネなどであればほぼ問題はないと思いますが、アジア諸国などでは、できるだけ生の食材は避け、十分加熱処理されたものを食べるようにしましょう。特に屋台や露店での飲食は、ただでさえ危険が伴いますので、加熱したものはもちろんのこと、加熱直後の暖かいものを食べるようにしてください。

出発前の体調管理と睡眠を十分とる
ストレスや免疫力の低下により、何でもない食材でも、お腹をこわしてしまうことも考えられます。旅行前から体調管理と睡眠は十分にとって、無理のないスケジュールで旅行ができるようにしてください。



海外旅行でお腹をこわさないためにまとめ

海外旅行では下痢によるトラブルが最も多い
先進国より発展途上国のほうが下痢になるリスクが高い
下痢になる原因は細菌や合わない水、ストレスなどさまざま
下痢になったらホテルで休息、ツアーを見合わせる勇気も
対策としては、水・氷・未加熱調理品などに気をつける


海外旅行中の下痢は誰でも起こる可能性がある身近な体調トラブルです。食品に気をつけていればかなり防ぐこともできますが、外界独特の食べ物に体が受け付けず下痢になる場合もあります。
下痢になったら早めの休息と水分補給をしながら、回復するようにしてください。





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